HOME > 尼崎北永仁会クリニック
尼崎北永仁会クリニックは、交通の利便性を考慮し阪急塚口駅徒歩3分の場所に、平成3年4月外来維持透析施設として開院されました。
血液透析が患者さまの生活の一部であるという考えをもとに、個々の患者さまの声を聴き、今、何が必要かを考え、優しい気持ちを忘れず、安全で良質な 医療提供していきたいと考えております。
予想される患者さまの高齢化、種々の合併症を考慮し、尼崎永仁会病院、各専門病院と密接に連携して患者さまに役立てるよう日々努力していきたいと思っております。
尼崎北永仁会クリニック 藤巻 恵一
透析診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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9:00~14:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 休 |
15:00~22:30(準夜透析) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 休 |
駐車場完備
送迎あり
透析の装置については、2014年2月に患者監視装置を日機装社製DCS-100NXに更新し全ベッドでオンラインHDFが可能になりました。それと同時に透析液供給装置、原液溶解装置も更新し、オンラインHDFに対応した清浄化された透析液の供給を維持すべく、ETRF(エンドトキシン捕捉フィルタ)の管理をしっかり行い、透析用水・透析液の検査も毎月行い安全な透析液の供給に努めています。
透析を行う上で重要なシャントについて、透析患者さまにとってシャントトラブルは大きな問題となるため、充分な血液透析効率を得るために随時シャントエコーを実施し、早期に対応しています。
透析室の安全な運営、良質な医療を提供できるよう、チーム医療の一員として臨床工学技士・臨床検査技師は透析室業務、医療機器管理、検体検査業務などに取り組んでいます。
また、2015年1月より電子カルテシステムERとレントゲン画像処理システムも導入し診察記録・各種データなどの保存・閲覧の利便性向上に一役駆っています。
私たち看護師はチーム医療における専門職として自己研鑽し看護の質の向上に努め、責任感をもち安全な透析医療を提供し信頼される看護を心がけています。
また、患者さまには長くより良い透析と付き合って頂くために、しっかり食べてしっかり透析して頂くことと、いつまでも自分の足で歩く状態が継続できるよう支援しています。
近年、透析患者さまの高齢化、糖尿病性腎症の増加、長期透析による石灰化、動脈硬化の進行などにより末梢動脈疾患が増加しているため、臨床工学技士によるSPP(皮膚灌流圧)測定や看護師によるフットケアにも取り組んでいます。
フットケアでは血行状態、爪の状態、白癬など皮膚の状態、清潔が保持されているかなどを観察しトラブルを未然に防げるよう努力しています。
また安全対策として、毎年1回災害訓練を行い自家発電の確認や停電時の透析装置の操作、避難誘導、役割分担の確認などを全職員で災害から患者さまの安全を守るために訓練し、災害に備えています。
お薬による飲み方の違いがわかりにくい患者さまには、朝・昼・夕・眠前で、服薬するお薬の一包化サービスも行っています。
2名の常勤薬剤師が、患者さまのベッドサイドで丁寧にお薬の効果、副作用の説明を致します。当院及び他施設から処方されたお薬をチェックし、透析患者さまの服用量が過剰にならないよう気を配っています。
電子カルテにより、調剤時に患者さまの症状を把握でき、服薬指導に役立てており、医師、看護師とも情報共有が益々できるようになりました。
また、おくすり手帳の常時携帯も、積極的にすすめています。
患者さまとの距離の近い薬剤師を心掛けて、日々の業務に努めてまいりますので、いつでもお声かけください。
胸部単純X線撮影装置等があり、専任診療放射線技師が担当しております。
「エネルギーや栄養素が足りているのか心配」「食欲不振で以前より食べられなくなっている」「リンが高いが原因がわからない」 「食べたいが我慢している食品があるが食べられないのでしょうか?」など普段の食生活で困っている事はありませんか?
個々の病態に応じて適切な栄養量が摂取できるように、栄養補助食品の利用や食事制限の緩和等のアドバイスを管理栄養士によって行い、フレイル予防や栄養改善に対応していきます。
食事に関する様々な悩みに応えられるような栄養相談を行っていますので、希望があれば透析室スタッフまでお声がけください。
(フレイルとは心身の脆弱性が現れた状態のことをいいます)
透析患者さま用のお弁当
医療法人永仁会理事長と兼任で院長を務めています。医療現場においては藤巻恵一医師が中心となって透析医療その他を行っています。スタッフ全員が一丸となって、患者さまにとって満足していただける診療を行うように努力いたしますので、今後ともどうぞよろしくよろしくお願いいたします。
尼崎北永仁会クリニック 院長 永井 博之