尼崎永仁会クリニック

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  • 質の高い透析治療
  • 各種院内検査に対応
  • 院内処方
  • 栄養指導
  • 送迎有・駐車場完備/駅から徒歩圏内

クリニックについて

尼崎永仁会クリニックでは、大阪圏のオーバーナイト透析・地域の昼間透析・夜間透析のほか、旅行透析の各カテゴリーの血液透析を行っています。基本的な腎臓病診療として、慢性腎臓病(CKD)、保存期腎不全の外来診療にも取り組んでいます。CAPDや在宅血液透析を準備中です。医師・薬剤師・看護師・臨床工学技士・臨床検査技師・診療放射線技師・管理栄養士の各領域のスタッフをそろえ、チーム医療を行うことによって患者様のQOL(クオリティオブライフ)の向上に役立つよう努力しています。

院長挨拶

尼崎永仁会クリニック 院長 小野 孝彦

医療法人 永仁会 尼崎永仁会クリニック
院長 小野 孝彦

私は京都大学・静岡県立大学・国際医療福祉大学や一般病院を経て尼崎永仁会病院院長に着任いたしました。途中、ロイヤルメルボルン病院腎臓内科での客員研究員としての研究生活を経験し、海外での臨床も知る機会を得ました。京大病院には約10年間在籍し、腎臓病診療の臨床とともに教育・研究に携わりました。直近の国際医療福祉大学熱海病院には6年半在籍し、腎臓内科教授・血液浄化センター長として、若手を指導しながら慢性腎炎・慢性腎不全・多発性嚢胞腎(ADPKD)などの慢性疾患とともに、急性腎不全やネフローゼ症候群、難治性血管炎などの重症・急性期の患者さんを診療する機会を得ました。また血液浄化法も、血液透析や血液濾過、オンラインHDF、腹膜透析(CAPD)、さらに血漿交換や吸着療法なども駆使し、標準的治療とともに高度な治療も念頭に置いて難治性疾患の治療に携わりました。
尼崎永仁会病院をクリニックに改組し、昼間透析、夜間透析とともにオーバーナイト透析を実施し、ほぼ丸一日連続の透析医療を行なっています。基本的な腎臓病診療として、慢性腎臓病(CKD)、保存期慢性腎不全の外来診療や、全人的な医療として漢方診療も行っています。在宅のCAPDや在宅血液透析を準備中です。
阪神尼崎駅(阪神梅田から特急7分、阪神なんば線大阪難波駅から約20分)徒歩2分の交通の便を生かして、地域から大阪圏まで幅広いエリアを対象として、医療に貢献していきたいと存じます。

経歴

  • 滋賀医科大学卒
  • 元国際医療福祉大学熱海病院腎臓内科教授・
    血液浄化センター長
  • 元京都大学医学部附属病院院内講師
  • 元オーストラリアRoyal Melbourne Hospital
    腎臓内科 客員研究員
  • 元兵庫県立尼崎病院内科医員(腎臓内科専攻)
  • 名古屋市立大学客員教授
学会活動・専門医等
京都大学医学博士
日本内科学会 認定内科医、総合内科専門医、
 内科救急JMECCインストラクター
日本救急医学会 ICLSインストラクター
日本腎臓学会 専門医、指導医
日本透析医学会 専門医、指導医
日本高血圧学会 専門医、指導医
日本循環器学会 会員
日本東洋医学会 専門医、指導医、代議員、
 編集委員会委員、COI委員会委員
和漢医薬学会 代議員
日本環境感染学会 会員
ICD協議会 認定インフェクション
 コントロールドクター
日本医師会 認定産業医
厚生労働省認定臨床研修指導医
International Society of Nephrology
  (ISN, 国際腎臓学会) 会員
American Society of Nephrology
  (ASN, 米国腎臓学会) 会員

副院長挨拶

副院長 中尾 一清

副院長 中尾 一清

この度、副院長を拝命しました。私は、兵庫県立尼崎病院で医師としての第一歩を踏み出し、その後40年にわたって兵庫県内の病院で透析医療に携わってきました。当クリニックではオーバーナイト透析も行っていますが、私は透析医の使命は、患者様のライフスタイルに合わせてより快適な日常生活を送っていただくことだと思います。これまでの経験を活かしさらに研鑽を積むことによって、患者様に安全な透析医療を提供できるように力を尽くしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

専門医等
日本内科学会 総合内科専門医
日本透析医学会 透析専門医、透析指導医
日本腎臓学会 腎臓専門医
日本医師会認定産業医

医師紹介

塩田 文彦 医師

専門医等
日本内科学会 認定内科医
日本透析医学会 専門医
日本腎臓学会 専門医

診療のご案内

透析外来

透析診療時間
9:00~14:00(午前・日中透析)
15:30~22:30(午後・夜間透析)
20:00~翌6:00(オーバーナイト透析)

駐車場完備

送迎あり

内科一般・腎臓・高血圧外来

慢性腎臓病(CKD)、高血圧、保存期腎不全、腹膜透析(CAPD)、多発性嚢胞腎(PKD)など

外来診療時間
9:00~12:00中尾小野
塩田
小野中尾小野
中尾
小野
中尾

※祝日は休診日となります

クリニックの紹介

透析室

当院の透析室は、患者さまに安心して透析医療を受けてもらえる様に最新の医療機器で安全な透析医療を目指しております。
また看護部と検査部・薬局・栄養課と密に連絡を取り合い協力して患者さまを中心とした適切な看護サービスを提供しています。
たとえば、足からハイリスクの疾患があることが分かるため、足病変リスクの把握と予防、早期発見のため検査部と協力してフットチェックやケアを行っています。また透析患者さまにとってシャントはとても大切なため、早期治療は重要な意味をもちます。患者さまへの指導や透析時の観察を行い適宜シャントエコーを検査部へ依頼しシャントトラブルの予防・早期発見に努めています。
患者さまから食生活やお薬のこと、データのことなどいろいろな質問や相談を気軽にして頂けるような環境作りを心がけています。そのため看護スタッフも知識や技術の向上に努め、患者さまにより良い日常生活を快適に送れるように手助けになればと思っています。

透析室
透析室

薬剤部

常勤薬剤師2名(専従1名、兼任1名)と非常勤薬剤師3名が勤務しており、透析・外来患者さまの調剤(内服・外用・注射剤等)及び院内製剤を行っております。また、他の病院から処方されたお薬がある場合は、その内容をすべて確認します。透析患者さまや腎臓の機能が弱くなってきた患者さまへのお薬の量が過剰にならないよう、患者さま一人ひとり、お薬一つひとつに、必ず薬剤師の目が通っています。お薬の効果と安全性を確保するため、調剤と監査のダブルチェックを行い、安心してお薬を使用できるように万全の注意を払っております。もちろん、患者さまのもとへお薬の説明にも伺います。患者さまとの会話から得られた情報は医師・看護師と共有し、より安全で有効な治療を受けられるように薬剤師の視点で医療に参加しております。
日々の業務として、調剤や医薬品・情報管理や製剤づくりなど多岐に渡り活躍しております。現在服用されているお薬で分からないことやご要望、ドラッグストアでお買い求めになるお薬など、何でもお気軽にご相談下さい。

薬剤部
薬剤部

検査室

検体検査

当院では院内にて測定することで、当日透析時間内に医師へ結果報告しています。

臨床検査技師在籍のもと、生化学・血液・免疫・凝固・輸血時検査・血液ガス・便潜血反応・インフルエンザウイルス検査等の検査を院内で行う事で、迅速な結果報告を行っています。透析効率などのデータ収集も行い、透析室スタッフへ提供し、透析管理業務へも参加しています。
また正確なデータを提供できる様、各種機器メンテナンスも実施しています。

院内検査機器
生化学自動分析装置 東芝 TBA-120FR
自動血球分析装置  XS-1000i
免疫自動分析装置cobas e401
凝固測定機器 KC1Delta
POCT血液分析器 i-STAT
生理機能検査

心電図・ホルタ-心電図・超音波検査【シャント・上腹部・頸部(甲状腺・副甲状腺)IVC計測】SPP検査を実施しています。透析患者さまは心臓への負担がかかる為、心電図検査は毎月1回実施しています。
その際に患者さまから体調などの情報を聞き取り、医師・看護師へ連絡する様務めています。
シャント血管超音波においては、穿刺業務をスムーズかつ安全に行える様、トラブル時の対応も行っています。
臨床からの依頼があれば、迅速にベットサイドでの対応もしています。

院内検査機器
12誘導心電計 フクダCardiMax8 FCP-8800
超音波検査 東芝 Viamo
SPP 皮膚灌流圧測定 PAD4000

レントゲン室

レントゲン室

胸部単純X線撮影装置、ポータブルX線撮影装置等を設置しており、専任診療放射線技師 が常駐しております。

栄養課

「エネルギーや栄養素が足りているのか心配」「食欲不振で以前より食べられなくなっている」「リンが高いが原因がわからない」 「食べたいが我慢している食品があるが食べられないのでしょうか?」など普段の食生活で困っている事はありませんか?
個々の病態に応じて適切な栄養量が摂取できるように、栄養補助食品の利用や食事制限の緩和等のアドバイスを管理栄養士によって行い、フレイル予防や栄養改善に対応していきます。
食事に関する様々な悩みに応えられるような栄養相談を行っていますので、希望があれば透析室スタッフまでお声がけください。
(フレイルとは心身の脆弱性が現れた状態のことをいいます)

栄養課

透析患者さま用のお弁当

栄養課

論文と学会発表

主な学会発表

小野孝彦、平戸佳奈、宮下馨、青柳左近、金綱友木子:高齢者のANCA 関連腎炎・血管炎に対する比較的少量ステロイド薬とミゾリビン併用の検討.
第61回日本腎臓学会学術総会(2018年6月8日、新潟)

小野孝彦、平戸佳奈、二宮文乃:非典型溶血性尿毒症症候群(aHUS)の標準的治療に対する当帰芍薬散の併用で、治療効果を増し医療費を軽減する先進的試み. 第69回日本東洋医学会学術総会 、会頭企画特別ワークショップ (2018年6月9日、大阪)

小野孝彦、青柳左近、木村貴英、横山 健:八味地黄丸の併用後に腎機能が改善し血圧も安定化した右単腎・腎硬化症の1例. 第35回和漢医薬学会学術大会(2018年9月1日、岐阜市)

オーバーナイト透析

「オーバーナイト透析」とは、夜間の睡眠時間を利用して行う長時間透析です。
当院では、令和元年9月よりオーバーナイト透析を開始いたしました。
阪神尼崎駅(阪神梅田から特急7分、阪神なんば線大阪難波駅から約20分)徒歩2分と、神戸や大阪からのアクセスも良好で専用駐車場も完備しております。当院のオーバーナイト透析に関心をお持ちの患者様はお問い合わせ下さい。

尼崎永仁会クリニック オーバーナイト透析

オーバーナイト透析スケジュール

透析時間8時間
透析室入室19時30分~22時00分
透析開始20時00分~22時00分
回  診22時00分~
消  灯22時30分
透析終了4時00分~6時30分
透析室退室5時00分~7時00分

※ 透析の前後は、待合室をご利用下さい。

設備

半個室が主体で完全個室(2部屋)、シャワールームと待合室も完備しています。
専用駐車場もございます。

オーバーナイト透析の適応基準

オーバーナイト透析に関する必要事項に同意いただける方。
合併症の症状などから当院が定める適応基準に該当されない方は、オーバーナイト透析をお受け出来ませんのでご了承下さい。

お問い合わせ

ご希望の患者様は「オーバーナイト透析の担当者」まで、まずはお問い合わせ下さい。
担当者が対応いたします。

TEL: 大阪 06-6413-3515  FAX:大阪 06-6411-0104

受付時間:月曜日~土曜日 9:00 ~ 17:00

旅行透析のご案内

当院では、出張・旅行・帰省などの臨時透析を希望される患者様を受け入れております。
交通のアクセスも良く、大阪市内、梅田、難波、神戸三宮からの交通に便利で、大阪梅田より阪神電車で約7分、阪神尼崎駅徒歩2分、専用駐車場も完備しております。
当院の近くにはホテル(東横イン、都ホテル尼崎)があり大変便利な地域です。夜間透析(月~土22:00まで)も行っており、当院が初めての患者様でも安心して透析を受けて頂ける体制を整えています。

お申し込み方法

ご希望の方は、まずはお電話にてご相談下さい。

TEL: 大阪 06-6413-3515  FAX:大阪 06-6411-0104

受付時間:月曜日~土曜日 9:00 ~ 17:00

当日ご持参いただくもの

診療情報提供書、健康保健証、特定疾病療養受領証、お薬、パジャマ、タオル等