理念:一人ひとりの患者さんの生活を考え、対象者に合った安全で質の高い医療を提供します

基本方針

患者さんの思いを大切に、エビデンスに基づく医療が実践できるよう3つの基本方針を立て取り組んでいます。

  1. 透析をしながら生活をする患者さんがその人らしい生活ができるように支援します
  2. 患者さんのQOLを尊重し、地域医療連携を図り、住み慣れた地域で、安心して生活が送れるよう支援します
  3. チーム医療を推進し、専門職として自己研鑽を重ね個別化医療の達成と質の向上に取り組みます

尼崎永仁会クリニックからのお知らせお知らせ一覧

2025.10.11
今年度春より心エコー検査を始めました

透析を受ける患者さんの適正なドライウエィトの調整ができるように心エコー検査を開始しました。また、他院循環器内科のかかりつけ医をもっておられない方に、心臓合併症の早期発見に向けて実施しています。異常が発見された場合には、専門医と連携し精査・治療ができるように調整いたします。自覚症状がある場合は、優先的に検査をさせて頂きます。ご協力お願いします。

2025.9.1
「患者相談室」を設置いたしました。           

9月より「患者相談室」を新たに設置し、透析をしながら生活をする患者さんが安心して生活を送れるようにご相談をお受けしております。患者さんご本人だけでなく、ご家族も利用いただけますので気軽に相談ください。

【相談内容の例】

・体調不良をきっかけに生活の中で困っていることがある

・経済的に不安がある

・今後の透析についての不安がある

・今後の介護に関する不安がある

・困りごとがあるが、どこへ相談したらよいかわからない

事前にご予約が必要ですので、スタッフまでお問い合わせください。

2025.7.30
SPP「皮膚灌流圧(ひふかんりゅうあつ)」           

検査のお知らせ

SPPとは皮膚灌流圧検査のことで、表面に近い皮下の細かい血流を測定し、足の血流の低下で起こる病気の早期発見につなげます。

【方法】

1. 透析中に仰向けに休んでいる間に検査を行います

2. 足の甲側と足底側の血流を調べる部分に、センサーと血圧カフを巻きます

3. 測定を開始すると、血圧カフに空気が入って膨らみ、測定部分を締め付けます。徐々に締め付けがゆるんで測定が終了します

【注意点】

・お食事、お薬は普段どおりでかまいません

・測定中は力を抜いてリラックスしておいてください

・所要時間は30分程度になります

実施日については事前にお知らせを致します。

ご協力よろしくお願いします。

2025.7.16
第70回 日本透析医学会学術集会が2025年6月27日~6月29日実施され、当院の中尾一清副院長がLate breaking abstractsにて『オーバーナイト透析に移行後のCKD-MBD、FGF23の変化』をテーマに講演発表されました。看護部からは看護師 河瀬由美子が『オーバーナイト透析へ移行する際の当院での指導方法』~参加型医療でセルフケア向上を目指した取り組み~についてデジタルポスターで発表しました。取り組みの発表を行うことでさらなる学びや気付きを得ることができました。
2025.2.15
第19回 長時間透析研究会 2024年11月30日~12月1日看護部長 江本博子 今回「長時間透析患者のQOLの評価」~患者のQOLと参加型医療の実態~というテーマで発表をしました。内容は通常透析患者さんとオーバーナイト透析患者さんのQOL(生活の質)と参加型医療の実態のアンケート調査から分析を行いました。実態を調査することで患者さんのニーズをより理解することができました。近畿地方でオーバーナイト透析が行える施設は15施設であり、まだ施設整備が整っていない現状があります。患者さんが安心して透析医療が受けられるように、医療チームで協力し合い、透析患者さんのQOLが高められるように、取り組みをすすめたいと考えています。
2025.1.28
令和6年10月20日に吉永孝之医師が院長に就任いたしました。患者さんおよび関係者の皆さまにおかれましては、今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2024.10.22
当院院長 小野孝彦は、令和6年10月19日に逝去されました。ここに生前のご厚誼を深く感謝しご冥福をお祈りするとともに、謹んでご通知申し上げます。
尚、腎臓外来の新規の患者様の診療は、しばらくの間休診させていただきます。
2024.8.23
7月29,31日の2日間に院内BLS(一次救命処置)研修会を行いました。受講生は医師、看護師以外に、事務職や看護助手、薬剤師など多職種にわたり、計23名でした。①急変の察知と素早い蘇生行動 ②質の高い胸骨圧迫、気道確保、人工呼吸 ③AEDの使用法 ④BLSのアルゴリズムの理解とチームでの実践を目標とし、講義と実技を行いました。自分の役割がはっきりするようにアクションカードも今回は取り入れ、それぞれの役割を確認することができました。
2024.7.29
第69回日本透析医学会学術集会の院内報告会を2回に分けて行いました。写真は7月24日、口頭発表院内報告会の様子です。塩田医師から「当院における筋攣縮発症歴のある透析患者と血液検査および透析関連因子との検討」、小野院長から「血液透析における高血圧治療薬α1遮断薬のパラドックス: 除水を妨げ高血圧が持続した5症例の検討」の発表がされました。また第67回日本腎臓学会学術総会(2024年6月28~30日)にて小野院長からポスター発表で、「オーバーナイト長時間透析における降圧薬減量と腎性貧血治療薬減量効果の関連に関する検討」を行い、併せて報告がありました。
2024.7.26
第69回日本透析医学会学術集会(2024年6月7~9日)にて、当院から2件の口頭発表と3件のポスター発表を行いました。後日、院内報告会を2回に分けて行いました。写真は7月17日、院内報告会、ポスター発表の様子です。看護部から「透析中のむずむず脚の苦痛に対して運動療法を取り入れた事例」、検査部から「5類移行後の当院での新型コロナウイルス感染の検出状況」、臨床工学部から「オーバーナイトHD患者におけるHIF-PH阻害薬減量に関する検討」が発表されました。

尼崎北永仁会クリニックからのお知らせお知らせ一覧

2025.10.30
第36回兵庫県透析合同研究会にて一般演題にて透析患者に対するACPのテーマで看護部より発表しました.同じく一般演題,塩素ガス事故の予防と対策のテーマで臨床工学技士が発表しました.
2025.07.05
第70回日本透析医学会学術集会総会にて,セッション看護「高齢で血液透析導入したが穿刺困難により透析拒否を訴えた患者への関わり」というテーマのポスターで筆頭発表者の看護師が発表しました.セッション機器技術にて「当院の部品交換時の水質管理」というテーマの一般演題で筆頭発表者の石川亮太検査主任が発表しました.
2025.06.05
CKD-MBD NEXT Seminarディスカッション「高リン血症治療剤フォゼベル錠のメリットを活かすためのTips」というテーマで塩田院長が発表しました.
2025.06.05
第35回日本臨床工学技士会、ポスターディスカッション「日機装社製DCSー200siと血液検査によるkt/vの比較」というテーマで筆頭発表者,岡田翔が発表しました.
2025.04.01
令和7年4月1日に塩田文彦医師が院長に就任いたしました.患者様ならびに関係者の方々におかれまして,今後とも変わらぬご支援,ご理解を承りますようお願い申し上げます.
2024.11.06
第30回日本HDF医学会学術集会・総会、一般演題「DCS部品交換時の水質管理」というテーマで筆頭発表者,石川亮太が発表しました.
2024.10.17
第35回兵庫県透析合同研究会,一般演題「輸液ポンプ使用についての院内研修の効果」というテーマで筆頭発表者,髙橋良輔が発表しました.一般演題「高齢で血液透析導入したが穿刺困難により透析拒否を訴えた患者への関わり」というテーマで筆頭発表者の看護師が発表しました.
2024.06.12
第69回日本透析医学会学術集会総会にて、セッション看護「アルツハイマー型認知症を伴う高齢透析患者への介入-家族との関わりを通じて-」というテーマのポスターで筆頭発表者,山﨑若菜が発表しました.
2023.11.10
第46回兵庫県透析従事者研究会にて,一般演題「アルツハイマー型認知症に伴う高齢透析患者の実際-家族との関わりを通じて-」というテーマで筆頭発表者,山﨑若菜が発表しました.
2023.08.08
お知らせ一覧を更新しました.
2023.07.28
第33回日本臨床工学会にて、デジタルポスター1血液浄化 装置・通信システム「 穿刺針の太さの違いにおける DCS-200Si データの比較」筆頭発表者,岡田翔が発表しました.
2023.06.20
第68回日本透析医学会学術集会総会にて,セッション医療安全1「当院の災害対策~エアストレッチャー導入~」というテーマのポスターで筆頭発表者,石川亮太が発表しました.
2023.03.10
阪神透析向上委員会~透析治療の向上と今後の課題~.講演2 当院における皮膚潅流圧測定実績データとういうテーマで,石川亮太が発表しました.